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沖縄旅行で潮干狩りを楽しむには?ポイントや注意点を確認しよう。

潮干狩り

国内旅行の中でも1年中暖かく、人気がある沖縄旅行。特に夏場は、沖縄の魅力をたくさん感じることができるため、夏休みなどの長期休暇を利用して旅行を楽しむ人が多くいます。沖縄といえば綺麗な海ですが、沖縄で潮干狩りはできるのでしょうか。
この記事では、沖縄旅行での潮干狩りのポイントや注意点について紹介します。

沖縄の潮干狩りでは何がとれる?

ムール貝

沖縄の潮干狩りでは、アサリ、ハマグリ、ムール貝など、様々な種類の貝を獲ることができます。沖縄が主な産地となっているティラジャー(マガキガイ)も獲ることが可能です。ティラジャーとは、暖かい海に生息する貝で国内でも獲れる地域が少なく、量もそれほど多く獲れないので、産地以外の地域にはほとんど出回りません。

アサリ、ハマグリ、ムール貝、ティラジャーなどの貝類は持ち帰っても問題ありませんが、獲ってはいけない海産物もあるのでしっかりと確認しておきましょう。沖縄県では、貴重な海産物を保護するために、様々な規制を行っています。漁業権で保護されているヒメジャコやヤコウガイなどの、海産物を獲って持ち帰ることは法律で禁止されているので、規則を破ると罰金または懲役が科せられます。

泡瀬干潟

住所 沖縄県沖縄市泡瀬1
アクセス 那覇空港から車で約45分

海中道路

住所 沖縄県うるま市与那城屋平
アクセス 那覇空港から車で約70分

沖縄旅行での潮干狩りで使えるもの

は具

沖縄の潮干狩りでは、「は具」(スコップや熊手など)といった道具を使って貝を獲ることができます。沖縄の潮干狩りに限らず、一般的に潮干狩りに使われている道具なため、シーズンであれば沖縄でなくてもホームセンターや漁具店、100円ショップなどで購入できるでしょう。また「やす」と呼ばれる発射装置が付いていないモリを使用することもでき、海に潜って貝を獲ることが可能です。
「たも網」や「さで網」を使った投網もできるので、貝だけでなく子魚も獲ることができます。ただし、「たも網」や「さで網」を使う場合、船を使用して行うのは禁止になっているため注意しましょう。

潮干狩りと一緒に釣りもすることができるので、様々な方法で楽しみながら海産物を獲ってみるのも良いでしょう。釣りを行う際は、集魚灯の使用は禁止されているため注意が必要です。
本州で行われる一般的な潮干狩りと同様に、沖縄での潮干狩りも基本的には、「は具」「やす」「バケツ」を用意すれば潮干狩りを十分に楽しむことができます。

屋我地ビーチ

住所 沖縄県名護市字屋我143番地
アクセス 那覇空港から車で約90分

沖縄旅行で潮干狩りをするときの服装

潮干狩りを楽しむ様子

沖縄では海遊びが盛んに行われていますが、海は本来危険がたくさんある場所です。沖縄旅行で潮干狩りをするときには服装に気をつけましょう。海周辺には滑りやすい場所がたくさんあるため、島ゾウリなどの無防備なものではなく、身を守ってくれる靴が良いでしょう。その際には滑りにくいもの、または濡れても良い靴を選ぶのがポイントになります。またズボンも最低限濡れても良い、長いものを選ぶようにしましょう。

家族で潮干狩りをする場合、大人が子供から目を離してしまうと、危険な場面に遭遇するケースがあるので注意が必要です。大人が貝を獲ることに夢中になってしまい、目を離している間に子供が遠方に行ってしまう可能性があるので、ライフジャケットは必ず着用しておきましょう。ライフジャケットは安いもので3,000円程度で釣具店やネット通販で購入することができます。
また沖縄は日差しが強いため、暑さ対策も必要です。サングラスや帽子を着用したり、日焼け止めを塗ったりして熱中症や日焼け対策をしましょう。

海中道路

住所 沖縄県うるま市与那城屋平
アクセス 那覇空港から車で約70分

沖縄旅行の潮干狩りスポット1:泡瀬干潟

潮干狩り

泡瀬干潟は無料で潮干狩りができるスポットです。小さい子供を連れていると、気になるのが安全面ではないでしょうか。泡瀬干潟の潮干狩りスポットは浅海になっているので、小さい子供がいても安心して貝拾いを楽しむことができます。また、潮干狩りをするときはトイレや駐車場などの設備面が心配になりますが、泡瀬干潟ではしっかり完備されているので安心です。
最盛期の4~8月頃にはたくさんの人で賑わいます。アサリ、アラスジマケン、スエヒロ貝といった様々な種類の貝を獲ることが可能で、1年を通して潮干狩りが楽しめるスポットになっています。

沖縄旅行の潮干狩りスポット2:屋我地海岸

屋我地海岸

屋我地海岸は、沖縄の美しい海をのんびり眺めながら潮干狩りが楽しめるスポットです。干潮時のみに現れ、普段は隔てられている離島へと道が続き、渡ることができる「縁結びの道・ピュア・ロード」が有名です。道を渡ると幸せが訪れると言われており、カップルが2人で歩く縁結びスポットになっています。潮干狩りを楽しみながら大人なデートができるため、カップルや大人のデート旅行で行くのも良いでしょう。

屋我地海岸には、獲った貝をその場で調理して食べられるようにバーベキューの設備がされているため、カップルだけでなく子供連れの家族でも楽しめるスポットになっています。屋我地海岸では、沖縄ならではの「リュウキュウバカガイ」という貝を、屋我地中学校の裏側では、二枚貝がたくさんとれる絶好の潮干狩りスポットになっています。潮干狩りだけでなく、釣りや海水浴、シュノーケリングなど様々な楽しみ方ができるでしょう。

沖縄旅行の潮干狩りスポット3:海中道路

海中道路

海中道路は広大な干潟になっていて、沖縄屈指の潮干狩りスポットとして有名です。沖縄で最も大きな潮干狩り場で、岩がなく遠浅のビーチになっているため、小さい子供がいる家族でも安心して楽しめます。

海中道路は沖縄の海を一望できる景色の良いスポットとも言われており、旅行中でも天気の良い日を選んで行くのが良いでしょう。更衣室や温水シャワー、休憩所などの施設も充実し、まさに絶好の潮干狩りスポットと言えます。勝連半島と平安座島を繋いでいる道路の脇に位置し、クモ貝、マガキ貝、イトマキボラ貝などが獲れます。また貝類だけでなく、カニやエビなどといった様々な海産物も一緒に獲ることが可能です。海中道路では、3月後半~4月上旬に潮干狩りを楽しむことができます。

沖縄旅行の潮干狩りで注意したいこと

海

沖縄で潮干狩りをする時には、注意しなければならないことがいくつかあるので覚えておきましょう。
沖縄ではサンゴの保護に力を入れています。地球温暖化などによる影響から、サンゴが減少していることが問題になっています。サンゴは水中で木と同じ役割を持ち、二酸化炭素を吸収して酸素を排出しています。サンゴが減少してしまうと、魚がいなくなり、人間が魚を食べられなくなってしまうため、採取を固く禁じています。
また、ウミガメやウミガメの卵をとること、水中銃、潜水器具、刺網、カニカゴを使用して海産物を獲ることは認められていません。これらのルールを守らなければ、沖縄県漁業調整規則や水産資源保護法などにより、最高3年以下の懲役または200万円以下の罰金が科されることがあるので注意が必要です。

沖縄旅行で潮干狩りをしてみよう!

海

沖縄では美しい海で、本州ではなかなか獲れない珍しい貝が獲れます。ただし、沖縄で潮干狩りを行うときは注意点がいくつかあるため、旅行に出かける前には気をつけるべきポイントを押え、万全な準備をしておくことが大切です。ルールをしっかり守り、安全に気をつけながら沖縄旅行で潮干狩りを楽しみましょう。

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