東京発、おすすめ沖縄旅行・沖縄ツアー

沖縄旅行で家族や恋人と楽しめるおすすめのマリンスポーツって?

サップ

沖縄の海を思いきり楽しみたいのならば、マリンスポーツがぴったりです。シュノーケルやパラセーリングなど、沖縄だけでも色々な種類のマリンスポーツを楽しむことができます。この記事では、沖縄旅行でおすすめのマリンスポーツを紹介していきます。家族や友人や恋人と一緒に海の生き物たちを眺めたり、海上を風を切って走ったり…。沖縄の美しい海で、大切な人との最高な思い出を作りましょう!

家族で楽しめる定番のマリンスポーツ

ダイビング

沖縄で体験できるマリンスポーツといえば、ダイビングが定番です。
ライセンスをお持ちでないダイビング初心者の方は、水深12メートルまで潜ることができる体験ダイビングに参加することができます。まず、ダイビング前にインストラクターの方から機材の使い方のレクチャーや、ダイビング中の諸注意等を受けます。身支度を整えたら、ボートでダイビングスポットへ!インストラクターの誘導で素潜りではなかなか潜れない深さの海域へ潜ります。沖縄の透き通った海の青さに身をゆだねながら、鮮やかな魚や美しいサンゴ礁など眺めたり、海底の複雑な地形を観察したり、海上からは見ることのできない海中世界を満喫できます。浅瀬であれば、真っ白な海底の砂にも手が届きます。沖縄の海では、運が良ければウミガメにも遭遇できるかもしれませんよ。

ダイビングをする際には、事前に確認しなければならない注意事項がいくつかあります。まず、体験ダイビングは、9歳以下の方は対象外です。10歳以上の方でないと参加することができないのでご注意ください。そして、ダイビングを受けることができないとされている特定の症状・身体の状態をお持ちの方は参加ができません。特定の症状・身体の状態に、自分の持病や体調が含まれているかは事前に確認をしておきましょう。

  • 無条件で参加できない … 喘息、肺気胸、糖尿病、てんかん、妊娠 など
  • 医師の診断の上、ダイビングの許可が出れば参加できる … 難聴・狭心症・高血圧・低血圧 など
  • 一時的な体調不良によりインストラクターが危険と判断した場合参加できない … 耳・鼻のトラブル、骨折、風、鼻づまり など
  • その他、過去の病歴でインストラクターが危険と判断した場合 など

手軽にマリンスポーツを楽しみたい方やお子様連れの方には、シュノーケリングがおすすめです。
酸素ボンベを背負って完全に海に潜るダイビングとは異なり、ライフジャケットの浮力で海面にプカプカと浮いた状態でシュノーケル(呼吸用のパイプ)で呼吸をしながら、海の中の世界を楽しむことができます。ダイビングより比較的簡単で気軽に体験できるのがシュノーケリングの魅力です。とは言え、シュノーケルでの呼吸の仕方や、フィンを使った泳ぎ方はコツをつかむ必要があります。事前講習への参加は必須ではありませんが、初めて体験される方やコツがつかめるか不安な方は、講習に参加されるといいでしょう。プロのインストラクターが案内してくれるツアーに参加すれば、事前説明で基礎をおさえれば、お子様でも安全に楽しく体験することができますよ。沖縄の海は透明度が高いので、深く潜らなくても海面から海の中を眺めることができます。

友人や恋人と楽しみたいマリンスポーツ

サップ

友人や恋人とワイワイ楽しみたいという方には、パラセーリングをおすすめします。パラセーリングは、パラシュートのついた乗り物に乗りこみ、それをボートで引っ張ってもらうことで、風に乗り空に浮きあがるものです。マリンスポーツといえば、海の中を泳いだりボートに乗ったりするものをイメージしがちですが、パラセーリングは上空から海を楽しむことができるのが魅力のマリンスポーツです。吹き抜ける沖縄の風と鋭い日差しを肌で感じ、足元から水平線まで広がる綺麗に澄んだ海と空とが作り出す大パノラマを楽しむことができます。

体験ダイビングを楽しみたい方は、青の洞窟の体験ダイビングはいかがでしょうか。青の洞窟は、恩納村の真栄田岬にある海水の浸食によってできた洞窟のことです。洞窟の入り口からさしこんだ太陽の光が反射して、海が青く輝く幻想的な風景を見ることができます。周辺は魚が多いことでも知られており、海の生き物の生態を間近に観察することもできる、沖縄本島屈指のダイビングスポットです。友人や恋人と神秘的な青の洞窟で体験ダイビングをすれば、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

もう一つのマリンスポーツのおすすめは“サップ”です。サップは「スタンドアップパドルボード」の略で、海上で安定感のある大き目のサーフボードの上に立ってった状態のままパドル(オール)をこいで進む、近年国内外で人気を高めている新しいマリンスポーツです。ボードの上でバランスを取るコツをつかんだら、あとは左右交互にゆっくりとパドルをこぐだけ。激しいスポーツでは無いので、海と会話しながらゆっくりと進んでいきましょう。バランスをとることに集中しながらも、大海原の上でゆったりとした時間が流れるのを肌で感じることができ、友人や恋人とリラックスした時間を共有することができます。

真栄田岬

住所 沖縄県国頭郡恩納村字真469-1
アクセス 那覇空港から車で60分

 

マリンスポーツができるのはどこ?

ダイビングスーツ

沖縄には公営のビーチやホテルのビーチ、また地元の人が通う穴場のビーチなど数多くのビーチがあり、いたる所でマリンスポーツが楽しめます。特にマリンスポーツが盛んな地域は、リゾートホテルが立ち並ぶ恩納村や、商業施設がありにぎわう北谷町、美ら海水族館があることで知られる本部町などです。マリンスポーツを楽しみたいときには、マリンショップに申し込む、もしくは、ホテルの宿泊者特典として用意されているアクティビティを利用しましょう。当日参加で体験できるマリンスポーツもありますが、確実に楽しみたい人は旅行前に予約をしておくと安心です。特に、体験ダイビングやシュノーケリングツアーでは、定員がいっぱいになってしまうと参加できないこともあり得るので、予め予約をしておきましょう。

マリンスポーツを楽しみたいときには、事前に潜りたいスポットなどを決めて、その海域でツアーを開催しているマリンショップを選びましょう。その前後の観光はどこに行きたいか、海遊びをした後の着替えにかかる時間や移動時間はどれくらいか、などを考慮してどのエリアにするかを選ぶと良いでしょう。

マリンスポーツを楽しむ際の注意点

海

マリンスポーツに限ったことではありませんが、自分で出したゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。人が多い人気スポットは、残念なことにゴミが散乱する傾向にあります。自分たちで出したゴミ以外にも、浜辺に落ちているゴミがあったら拾って持ち帰ると良いでしょう。

沖縄の美しい海を作り出しているサンゴにも注意が必要です。沖縄の海にはサンゴがたくさんありますが、ゴツゴツしているため裸足で泳ぐと足を切ってしまう可能性があります。海に入る際にはウォーターシューズなど足を守るシューズを着用しましょう。また、サンゴはとても貴重な生き物です。シュノーケリング中や体験ダイビング中にサンゴに触ったり傷付けないようにしましょう。
サンゴ以外の水中生物にも気を付けましょう。沖縄の海には、毒を持ったハブクラゲやカツオノエボシというクラゲ、オニダルマオコゼや海ヘビなどの危険生物がいます。海中ではむやみに生き物に触らないように気を付け、裸足で海に入ることは避けましょう。どのような生物がいるのかを調べたり、万が一触ってしまった場合の応急処置の方法を調べておくと良いかもしれませんね。

インストラクターがいるツアーに参加する場合は、インストラクターの指示を守りましょう。海では思いもよらない事故が起きることもあります。非日常的な楽しさゆえについつい油断をしてしまいますが、海は危険と隣り合わせということを常に意識するようにしましょう。また、ライフジャケットの着用を指示された場合は、必ず着用してください。普段泳ぎに自信がある人でも何かの拍子にパニックになり溺れてしまう可能性があります。そんな万が一の時のためにも、浮力を確保していれば安心してマリンスポーツを楽しむことができます。

ダイビングされる方は「減圧症」の危険性もあります。減圧症とは、ダイビング後24時間以内に飛行機に乗ると発症する恐れがある症状のことで、「潜水病」とも呼ばれます。ダイビング中に体内に溶け込んだ空気タンク内の窒素が、飛行機内の気圧変化により膨張することで起こります。脱力感やめまい、関節痛や呼吸に違和感を感じる場合や、最悪の場合は死に至ることもある危険な病です。ダイビング後は窒素を体から抜ききるために。滞在中1回ダイビングをしたらダイビングを終了後から最低12時間、旅行中に複数回または連日ダイビングをしたら最後のダイビングから最低18時間は時間を空けてから飛行機に搭乗するよう推奨されています。ダイビングが初めての方や慣れていない方は、余裕をもって搭乗の24時間前には水上に上がれるように予定を組むと良いでしょう。

ルールを守ってマリンスポーツを満喫しよう!

海

沖縄旅行ではさまざまなマリンスポーツを体験することができます。青く澄んだ海の透明度に感動したり、魚やサンゴがたくさんいるスポットも多く、何度でも訪れたくなる場所でしょう。沖縄でのマリンスポーツはとても楽しいですが、油断は禁物です。インストラクターの指示を守り、海の綺麗な沖縄で安全にマリンスポーツを楽しみましょう。

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