東京発、おすすめ沖縄旅行・沖縄ツアー

沖縄旅行に適したコーデとは?季節ごとにチェックしよう

服を選ぶ様子

沖縄旅行をするなら、事前に考慮すべきことはたくさんあります。その中でも特に大切なのはコーデをどうするのかということです。旅を楽しむには、快適に過ごせるように季節に合った服装を選ぶ必要があります。しかし、旅先が沖縄となると、適切なコーデを考えるのは簡単ではありません。多くの人にとって、住んでいる地域と気候に大きな違いがあるからです。この記事では、沖縄旅行を満喫できるように、季節ごとに適したコーデを紹介します。

沖縄の平均気温や気候の特徴

夏のイメージ

社会の授業で、日本の気候区は温帯と教えられた記憶がある人もいるでしょう。しかし、沖縄県は温帯には属しておらず、熱帯と温帯の中間に位置しています。気候区としては、熱帯に次いで暑いとされる「亜熱帯」に属しているのです。そのため、他の地域より気温が高いことが大きな特徴で、年間の平均気温は20度~30度となっています。沖縄がもっとも暑くなるのは7月で、最高気温は34度にまで達します。
一方、もっとも気温が低いのは1月ですが、基本的にはそれほど寒くなりません。低いといっても最高気温は24度もあるので、本州の春や秋と同じぐらいと考えておくと良いでしょう。降雪が観測されるのは数十年に一度あるかどうかというほど稀なことです。このように、大まかな特徴としては、一年を通して暖かいことが挙げられます。ただし、寒暖の差がないわけではありませんし、内陸と海辺など場所ごとに体感温度が変わるというような事情もあるので注意が必要です。

沖縄旅行では紫外線対策が必須

紫外線のイメージ

コーデを考える前に、紫外線対策の重要性を認識する必要があります。なぜなら、沖縄に降り注ぐ紫外線の量は本州の2倍以上だからです。特に有効なアイテムは日焼け止めです。街を散策するだけでも、UVカットの数値が高いものを使用するのが基本となります。汗をかくことで気づかないうちに取れやすいので、こまめに塗りなおすことが大切です。ダイビングやシュノーケリングを体験する時も紫外線には気を付けたいところですが、注意したい点が一つあります。一般的な日焼け止めには、サンゴなどの海洋生物に悪影響を与える科学成分が含まれており、ダイビングの際はあまり推奨されていません。紫外線対策を行う場合は事前にサンゴにやさしい日焼け止めを用意するか、サンゴにやさしい日焼け止めが無償で配布されるツアーに参加するなどして対策しましょう。
また、髪の毛も紫外線によって傷みやすいため、日中は帽子を被って行動しましょう。日焼け止めを塗りにくい頭皮を守ることにもつながります。目も紫外線の影響を受けやすく、深刻な病気につながることもあるので、サングラスを着用するのが望ましいです。小さな子どもは紫外線に対する抵抗力が弱く、地面の照り返しも受けやすいため、大人以上に対策しなければなりません。

春の沖縄旅行に適したコーデ

春は気候が安定していることが多いです。とはいえ、朝晩は冷え込むこともあるので油断してはいけません。日中の暑さとの気温差によって体調を崩してしまうケースが見受けられます。そのような事態を避けるためにも、半袖だけでなく長袖も持っていくことが大事です。気温が高い日中は半袖を着用し、気温が下がる夕方以降に出かける場合は長袖に着替えましょう。また、薄手のカーディガンや七分袖のパーカーを持っていると、その場で脱ぎ着が可能なので、気温差があっても対応しやすくなります。
海開きがスタートする3月下旬以降は、Tシャツ1枚というコーデでもよいくらいなので、基本的には上記の注意事項を気にするだけで構いません。しかし、少し肌寒さを感じる可能性のある3月前半に行く場合は、ジャケットのような軽めのアウターがあったほうが安心です。また、4月から5月は紫外線が強くなり始める時期なので注意しましょう。紫外線対策として、帽子やサングラスもコーデに取り入れるのがポイントです。

夏の沖縄旅行に適したコーデ

Tシャツ・帽子コーデ

沖縄は5月下旬から梅雨のシーズンに突入します。そして、6月中旬にさしかかると梅雨が明けて、いよいよ夏本番を迎えることになるのです。暑さ自体は東京と同じぐらいですが、基本的にはカラッとした気候なので、蒸すような不快感を覚えることは少ないです。ただし、念のため、通気性に優れた麻素材のカットソーやシャツもコーデに取り入れておきましょう。
短パンやノースリーブで活動しても平気ですが、外気温と室温の違いには気を配る必要があります。暑いのは屋外だけであり、基本的にホテルや施設といった屋内は冷房が効いているので注意しなければなりません。それらの中に入るときの温度差に備えて、長袖のカーディガンを持っていくと便利です。また、コーデを決めるときは行き先を考慮することも重要になります。夏は自然が豊富なスポットでのアクティビティを楽しみやすいです。そのような場所に行くのであれば、虫さされを防ぐために、できるだけ長袖Tシャツや長ズボンで行きましょう。

秋の沖縄旅行に適したコーデ

現地では突然のスコールに遭うことも多いため、着替えを多めに持参しましょう。10月は「那覇大綱挽」や「沖縄産業まつり」などの催し物が多いので、屋外で過ごす割合が高くなります。秋とはいえ残暑の厳しい沖縄は、平均気温が25度を上回り晴れている日は夏のように暑く感じることも多いです。日中を快適に過ごせるように半袖・半ズボンなどの夏服を用意してくださいね。
11月に入ると、ようやく暑さが影を潜め、少し寒いと感じる日が増えてきます。日中は基本的に半袖で活動しても大丈夫ですが、日によっては長袖が恋しくなるかもしれません。海辺に行くなら、体感温度が下がるのでさらに注意が必要です。半袖を着る場合は、カーディガンのように羽織れるものを用意しておきましょう。真夏と同じコーデでは肌寒さを感じやすいので、秋の季節感も考慮してストールのようなグッズも活用するのもおすすめです。

冬の沖縄旅行に適したコーデ

ジャケットコーデ

沖縄といえども、冬は屋内で過ごすイメージがある人もいるのではないでしょうか。しかし、実際には、屋外で活動することも多いので、コーデには気をつけましょう。沖縄では12月に「南国のイルミネーション」を始めるところが多いですし、1月中旬には日本でもっとも早く「寒緋桜(かんひざくら)」という桜が咲き始めます。そのため、日中に散歩に出かけたり、夜に出歩いてイベントを楽しんだりすることが少なくありません。
日中は気温が上がりやすいため、すでに長袖を着ているなら、薄手のパーカーのように羽織れるものを持っておくと十分です。しかし、夜は寒くなるので、厚手のジャンバーやコートが必要になります。体感温度が下がりやすい海辺に行くときも同様です。また、風の強い日も多いので、海辺以外の場所でも体感温度が低いことがよくあります。沖縄の強烈な風を防ぐには、保温性や防風機能の高いマウンテンパーカーのようなアウターを選ぶとよいでしょう。コーデのポイントとしては、長袖のニットソーをインナーに合わせることが挙げられます。これにより、冬の季節感をファッションに取り入れられます。

沖縄旅行のコーデは気温差を重視して選ぼう

荷造りのイメージ沖縄旅行の服装を選ぶときは、気温差を重視して考えることがポイントです。同じ季節でも屋外と屋内では極端に違うこともありますし、昼夜の変化も甘く見ていると寒くてつらくなる場合があります。さらには、内陸部と海辺にいるときのの体感温度の差にも気をつけなければなりません。いくら楽しい計画を立てていても、気温差によって体調を崩してしまっては、せっかくの沖縄旅行が台無しです。そのような事態を避け、旅をできるだけ満喫できるように、季節に応じたコーデをしっかり準備してから出発しましょう。

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