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【マラソン/西表島節祭/デンサー祭りなど】西表島で開催されるイベント

西表島節祭の様子

西表島は、沖縄県の八重山諸島のひとつです。沖縄県内でも2番目の面積をもつ西表島は、島の大部分が国立公園の区域に指定されていて、沖縄らしい南国特有の自然にあふれています。もちろん、旅行先としても人気のある島です。その秘密は、大自然を生かしたイベントや、古くから続く伝統的なお祭りにあります。では、その西表島で開催されるイベントについて紹介していきましょう。

竹富町やまねこマラソンとは

マラソン

西表島で開催されるご当地マラソンが、竹富町やまねこマラソンです。「西表島の大自然とのふれあい」をテーマに掲げられているこのマラソン大会は、毎年2月上旬に行われています。3キロメートルの比較的短いものから、10キロメートルや23キロメートルと3種目が用意されており、初心者でも参加できます。申し込み期間は10月~11月頃にかけて、約2ヶ月間となっています。ただし、定員に達し次第締め切りとなるので注意が必要です。また、各種目上位3名の表彰だけでなく、完走者全員に配られる記録証や参加証のTシャツがあるのもポイント。さらに、競技終了後にはふれあいパーティーが開催され、三線の演奏やエイサー、抽選会などで盛り上がります。

重要無形文化財「西表島節祭」

西表島節祭の様子

西表島節祭は祖納・干立地区で行われる五穀豊穣や健康・繁栄を祈願するお祭りです。約500年前から続く行事といわれており、国の重要無形文化財にも指定されています。祭の時期は、旧暦10月の己亥の日から連続する3日間。旧暦ですので、毎年開催日は変わってきます。西表節祭を見たい時は、毎年いつ行われるのかをチェックした方が良いでしょう。海の向こう側から幸福を迎え入れるための行事であるこのお祭りの見どころは、福福とした表情の面をかぶったミルク様という神様や、独特な異国人風の仮面をかぶったオホホ様による舞です。滑稽なしぐさや表情が見る人たちに笑顔をもたらします。また、獅子舞などの各種芸能の奉納や、ハーリーと呼ばれる船の競漕にも注目です。

その他西表島でおすすめのお祭りやイベント

ハーリーの様子

西表島では他にも様々なイベントが行われています。その一つがデンサー祭りです。デンサーとは、沖縄民謡のデンサー節のこと。西表島の上原地区がデンサー節の発祥といわれています。上原集落内にあるデンサ節之碑広場でバザーや出店が楽しめたり、道踊りやデンサー音頭などの芸能が披露されるのも特徴です。開催日は毎年異なるようなので、事前にチェックしておいたほうが良いでしょう。
また、西表島の海神祭・ハーリーにも注目です。毎年旧暦5月4日に行われるこのイベントでは、地区や学校・職業などにチームをわけて、海上で小型ボートの競漕が行われます。元々は中国から伝わったされるこの競漕は、沖縄の様々なところで見ることができるのですが、見どころは 爬龍船と呼ばれる小型ボートの形や色。それぞれどのような特徴があるのかを観察してみましょう。

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