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【マラソン/カジキ釣り大会/豊年祭】与那国島で開催されるイベント

マラソン

沖縄県の八重山郡に位置する、日本最西端の地としても知られる与那国島。沖縄本島からは約509km、石垣島からは約127kmも離れており、台湾の方が近いというこの島には温暖な気候と美しい海を求めて、多くの観光客が訪れています。観光客には美しい海での海水浴やダイビング、日本在来種の一種である与那国馬に乗って海へ入ることができる海中乗馬などが人気です。また、与那国島の海底には、人が造ったものか、自然にできたものかがはっきりとは分かっていない荘厳な海底地形が広がり、専用のグラスボートやダイビングなどで景色を堪能することが可能です。そんな与那国島をもっと楽しむためには、年間を通して開催されるイベントに参加するのがオススメです!もっとディープな与那国島を満喫してみませんか。

日本最西端与那国島一周マラソン大会とは?

マラソン

毎年秋に開催されている「日本最西端与那国島一周マラソン大会」。「日本最西端国境の町を走ろう」をキャッチフレーズに、地元の人から県外の人まで全国各地からランナーが集まる大会です。2015年には約700名、2016年には約560名ものランナーが参加しました。16歳以上で健康な人であれば誰でも参加することができ、コースは10kmと25kmから選択できます。25kmコースは与那国中学校をスタート、10kmコースは西崎灯台をスタートし、それぞれ制限時間内に完走することを目指します。この大会の人気の秘密は何といってもその環境にあります。起伏の激しいコースもありますが、青い海を眺めながら大自然の中を走るのは爽快です。日頃のストレスもあっという間に吹き飛んでいくでしょう。また、地元の人による沿道の声援もランナーを元気づけてくれます。フィニッシュした後には上位入賞者の表彰式が行われ、その後参加者と地元の人によるふれあいパーティーが開かれるのも魅力のひとつです。青年団による伝統舞踊や島唄のライブなどもあるので、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

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日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会とは?

カジキ釣り

黒潮の流路である与那国島は絶好の漁場のため、釣り好きな人にはメッカ的な存在です。年間を通してカジキマグロの水揚げ量が多く、他にもカンパチなどの大型魚が釣れることでも有名です。与那国島では毎年7月の第1週週末(金・土・日)の3日間にかけて、「日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会」が開催されます。この大会では、沖で船を走らせながら大型魚を釣り上げるトローリングの部と磯釣りの部の2部門で、それぞれ釣り上げた魚の大きさを競うことになります。世界的にも有名なカジキマグロの釣りスポットなので、全国各地、遠いところでは海外からも参加者が訪れるという人気ぶりです。競技後には上位入賞者の表彰式が行われ、大きな魚と並んで記念撮影をする人の姿も多く見られます。また、最終日には巨大カジキの丸焼きが披露され、長時間かけて蒸し焼きにされた大きなカジキマグロを無料で食べることができるのも見所のひとつです。他にも、親子釣り競技や、海辺で与那国馬のふれあい体験、海底遺跡の見学ツアーなども同時に開催されるので、子どもや釣りをしない人でも楽しむことができます。

その他与那国島でおすすめのお祭りやイベント

祭りのイメージ

旅に出て、その土地のことをもっと知りたくなった時は、現地のお祭りに参加することでぐっと土地との距離が縮まります。与那国島の比川集落で古くから行われているのが「豊年祭」。毎年旧暦6月以降の丙午(ひのえうま)の日に、五穀豊穣を願って集落の人たちが神様に祈りを捧げるお祭りです。比川集落ではこの時期にその年初めての稲刈りが終わるため、収穫できたことへの感謝を伝えるという意味合いもあります。御嶽(うたき)と呼ばれる神聖な場所で、与那国島伝統の格子柄の着物ドゥタライを身につけた男性陣による踊りや笛や太鼓を使った捧げもの、祝いの踊りミティなどが披露されます。老若男女みんなが一心となって大自然と神様に祈りを捧げる様子は必見です。祭りの最後にはみんなで輪になって手をつなぎドゥンタと呼ばれる踊りを踊ります。与那国島を訪れたらぜひ体験してみたいイベントのひとつです。

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