石垣島は、沖縄本島から南西に400キロ以上離れた南の島です。澄み切った青い海の中には、色彩豊かな熱帯魚が生息しており、日本中から数多くのダイバーが集まってきます。また、八重山諸島の中心部に位置しているので、周辺の島めぐりを行うのにも最適です。もちろん、石垣島自体も亜熱帯気候ならではの豊かな自然が広がっており、南国ムードたっぷりです。そんな土地を旅するときの楽しみのひとつとには、本土では味わえないグルメ料理を楽しむことも含まれているのではないでしょうか。石垣島といえば、海も陸も食材の宝庫で、その新鮮さは日常ではなかなか体験できないものです。そこで、石垣島を訪れた際の参考になるよう、おすすめのグルメをご紹介します。
石垣島でおすすめのグルメ
石垣島に来たならば、最初に食べてもらいたいのが極上の石垣牛です。特に高い人気を誇り予約がとりにくいのは「やまもと」です。真夏の旅行シーズンには、1ヶ月先まで予約で埋まることもあるというほどの焼肉店です。その人気の秘密は、本土でなら高級店でしか味わえない極上の牛肉をリーズナブルな価格で提供している点にあります。「たけさん亭」も非常に人気の高い焼肉店です。この店は石垣牛を一頭買いすることで、その隅々まで味わってもらおうという独自のこだわりがあります。ほかのお店に比べてホルモンの種類が非常に多いのが特徴です。石垣牛のいろいろな部位を食べてみたいという人にはおすすめです。また、石垣牛の焼肉も美味しいですが、ステーキも見逃せません。石垣島でステーキの名店として広く知られているのは「ポパイヤ」です。分厚いステーキは奥歯を使わなくても食べられるような柔らかさで、肉からは濃厚なうまみが染み出てきます。それはソースを付けずに塩だけで食べても満足感が得られるほどです。石垣牛以外の名物料理といえば、豚のあばら肉を使ったソーキそばも有名です。石垣島北部にある「明石食堂」は、そのソーキそばが人気のお店です。軟骨がトロトロになるほど煮込んだソーキ（あばら肉）と、かつお出汁の組み合わせが絶妙で、もちもちした麺との相性が抜群の逸品です。
石垣島で人気の居酒屋スポット
沖縄といえば、お酒を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。石垣島には料理とお酒のどちらも美味しい居酒屋がたくさんありますので、飲み比べてみるのも一興です。特に、石垣市役所と730交差点、美崎公園を結ぶ三角地帯には居酒屋やスナックが並び、人口に対する飲み屋の数が全国で一番多いともいわれています。そのなかで人気のお店をいくつかご紹介します。まず、その筆頭の一角といえるのが「まさる本店」です。とにかく泡盛の種類が豊富で、本場の味が存分に味わえます。料理は島で獲れた新鮮な魚の刺身がどれも絶品です。また、石垣市役所のすぐ近くにある「うさぎや」では、ボリュームたっぷりの沖縄料理を楽しむことができます。島豆腐、海ぶどう、アダンの芽の天ぷらなど、地元ならでは料理が並びます。この店も泡盛の種類が豊富です。いろいろなお店を回ってみるのも楽しいでしょう。また、ライブショーが行われているのも人気の理由の一つです。「南の島の台所 あじ小屋」では、石垣牛のにぎりや車海老の串焼き、タカセ貝のバター炒めなど、地元メニューが豊富なうえに、タイムサービス中には格安で料理やお酒が楽しめます。他にも魅力的なお店がありますので、いろいろ回って楽しんでみると良いでしょう。
ランチにも使える石垣島で人気のカフェ
石垣島では、カフェも単なるお茶と軽食の場だとあなどってはいられません。本格的なランチを楽しめる魅力的なお店が数多くあります。例えば、島野菜をふんだんに使った創作料理が印象深い「島野菜カフェ リハロウビーチ」です。色鮮やかな島の野菜が一皿に何種類も盛られており、ヘルシーでボリュームたっぷりなランチが堪能できます。しかも、カフェの前には青い海が広がっており、食事をしながらゆったりと南国気分にもひたれます。展望台の近くにある人気カフェ「ウリウリカフェ」では、島野菜や車海老など地元の食材を使った料理には定評があります。なかでも特に評判なのが、石垣牛ハンバーグをパテに使ったウリリハンバーグです。たっぷり入ったパテとチーズ、ソースが絶妙なハーモニーを奏で、石垣牛のうまさを最大限に引き出しています。青空の下の白い建物が印象的な「プカプカ」も人気のカフェです。店内はゆったりとくつろげる作りになっており、テラスに出ると心地良い潮風を全身に感じながらランチを楽しめます。この店の人気メニューは、石垣牛のサイコロステーキやタコライスなどがあり、スパイスにこだわったキーマカレーも癖になる味です。このほかにも、石垣島にはまだまだ数多くの美味しいグルメ料理のお店があります。ぜひ、いろいろ食べ歩いてみてお気に入りの店を見つけてください。
