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日本一の木彫刻の町と知られる井波は、散居村で名高い砺波平野の南端に位置し、八乙女山の山麓の抱かれた誇り高い歴史と文化が息づく町です。 1390年(明徳元年)、本願寺五代目門主綽如上人がこの地に瑞泉寺を建立したことに始まり、以来、井波は瑞泉寺の門前町として栄えてきました。 井波彫刻の起こりは、瑞泉寺が過去に幾度も焼失し、その都度再建されたことに深くかかわっています。 宝暦・安永年間の再建のおり、京都本願寺の御用彫刻士・前川三四郎が井波に派遣され、4名の地元大工にその技を伝えたことが、井波彫刻の始まりとなりました。 瑞泉寺には、前川三四郎の作が残る山門のほか、本堂・太子堂など随所に井波彫刻の粋といえる作が散りばめられています。 瑞泉寺の再興とともに、井波彫刻の技術もより深まり、次第に入門する職人の数も増えていきました。 現在、人口8,000人の井波には約300人もの彫刻師がおり、その数は全国一を誇ります。 2018年には、井波彫刻を核とした「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」として日本遺産に認定されました。 瑞泉寺の表参道である八日町通りを歩くと木彫りの工房が軒を連ねており、至る所から木を刻む、鑿と槌のどこか心地よい音や木の香りが人々の楽しませてくれることでしょう。
「BED AND CRAFT」とは井波地域ではじまった「宿泊しながら、職人に弟子入りできる宿」をコンセプトにした新しいスタイルの宿泊施設です。 古民家を改修したゲストハウスに宿泊しながら、町に点在する職人の工房に通い、クラフトのワークショップを体験。 日頃なかなか実感できないものづくりの醍醐味を、現地で活躍する職人たちと一緒に享受することができるのが特徴です。 また、井波地域は600年以上の歴史を持った古い街並みが残っており、老舗の酒造場や蕎麦店を訪れながら、そこで出会う地域の人々との交流も旅の楽しみの一つです。
BED AND CRAFT
井波の名刹・瑞泉寺に繋がる参道の裏通りに位置する堀道は、明治時代、免許地遊郭として栄えていました。当時15軒以上あったとされる料亭の中でも、特に格式の高い料亭「金中(きんなか)」。井波の栄枯盛衰の記憶を残すこの建物を、令和という新たな時代を迎え、再びゲスト(旅人)を迎える3つの宿としてリノベーションしました。元料亭は「KIN-NAKA」「MITU」「TenNE」の3つの独立した部屋に分けられ、地元で活躍する若手作家がそれぞれの空間からインスピレーションを受けて制作した作品でアクセントを加えます。それぞれのお部屋に専用の玄関があり、同じ屋根を持ちながらもプライベートな空間がまもられています。
キンナカ
KIN-NAKA
格式高い料亭の名前を冠する、歴史の香りを感じ現代工芸の美、そのものに触れられる
お部屋のご紹介
かつて栄えた繁華街。十五軒あった料亭の中でも特に格式の高かった 「金中」。幾度の大火を乗り越えてきたこの料亭を令和の新時代にリノベーションしました。木彫刻家前川大地氏と協働し、歴史を感じ、現代工芸の美に触れられるようなしかけを建物のあちこちに散りばめました。
設備
キングサイズベッド(1台)・シングル布団(4床)・エキストラベッド(1台)・Wi-Fi・トイレ(洋式)・浴槽・シャワー・冷蔵庫・キッチン・電気ポット・電子レンジ・食器類・両手鍋・ヘアドライヤー・ストーブ(冬季のみ)・テレビ・洗濯機
アメニティ
パジャマ・バスタオル・フェイスタオル・シャンプー・リンス・ボディソープ・ボディタオル・ヘアブラシ・カミソリ・歯ブラシ・ティッシュ・スリッパ
ミツ
MITU
時が「満つる」、静かに「蜜な」時間を過ごす。井波を訪れる旅人への思いを名前に乗せて
お部屋のご紹介
料亭「金中」の勝手口。 小さなエントランスを抜けると最上級の客間であったであろう 檜の柾目木材でつくられた部屋に繋がります。陶芸家前川わとの明るい色彩が大きな窓から眺む四季折々のふうけいと呼応する。時が「満つる」、静かに「蜜な」時間を過ごす。井波を訪れる旅人への思いを「ミツ」に込めて名付けました。
設備
キングサイズベッド(1台)・エキストラシングル布団(1床)・Wi-Fi・トイレ(洋式)・浴槽(露天風呂)・シャワー・冷蔵庫・キッチン・電気ポット・電子レンジ・食器類・両手鍋・ヘアドライヤー・ストーブ(冬季のみ)・テレビ・洗濯機
アメニティ
パジャマ・バスタオル・フェイスタオル・シャンプー・リンス・ボディソープ・ボディタオル・ヘアブラシ・カミソリ・歯ブラシ・ティッシュ・スリッパ
テンネ
TenNE
柔らかな天衣(てんね)のように心地よい時の流れを感じ、訪れた「縁(en)」を感じてほしいと思いを込めて
お部屋のご紹介
料亭「金中」の中で最大の庭を持つ特別な部屋。 造園屋・根岸新が自由なデザインでその庭の魅力を最大限に引き出しました。インテリアニアクセントを加えるのは新進気鋭の仏師・石原良定。 菩薩像が身にまとう柔らかな天衣(てんね)のように心地よい時の流れを感じられる。 また、訪れた「縁(en)」を感じてほしい。そんな思いを名前に込めました。
設備
セミダブルベッド(2台)・シングル布団(2床)・エキストラシングル布団(1床)・Wi-Fi・トイレ(洋式)・浴槽・シャワー・冷蔵庫・キッチン・電気ポット・電子レンジ・食器類・両手鍋・ヘアドライヤー・ストーブ(冬季のみ)・テレビ・洗濯機
アメニティ
パジャマ・バスタオル・フェイスタオル・シャンプー・リンス・ボディソープ・ボディタオル・ヘアブラシ・カミソリ・歯ブラシ・ティッシュ・スリッパ