沖縄離島の伊江島旅行| 沖縄ツーリストは格安ツアー・プランをご案内します!

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元気な乳牛、伊江牛が暮らす島。

本部港からおよそ30分。
島の中心に塔頭と親しまれる城山を抱く、伊江島に着く。
平坦な土地に、標高172mの目印のような山のある島。
その城山から眺めれば、島がどんな風に成り立っているのかが
一目瞭然だった。港の周りには肩を寄せ合うように集落があり、
西部には米軍基地が、それ以外の部分は牧畜と畑に使われている。
人口4700人ほどの離島には、その人口と同じくらいの数の
牛がいるという。
伊江島牛と呼ばれる、この島で生まれた黒毛の子牛たちは、神戸や松坂
といった和牛の名産地として知られる土地に種牛として出荷されていく。
伊江島牛は、それぞれの土地の名前を冠した牛に生まれ変わる。
では、子牛を産む母親はと言えば、ただの和牛として出荷されるか、
あるいは島で唯一という専門店〈島の駅〉のように、
“伊江島牛”ではなく、“伊江牛”という名前で育てられている。

〈島の駅〉のご主人、知念伸次さんによれば、経産牛である母牛、
伊江牛はかつて島の人々の間で分けられる肉だった。
しかし和牛として出荷すればある程度の儲けにもなるし、
そもそも重要なのは子牛の伊江島牛なのだ。
母である伊江牛をわざわざ食べるために育てる酪農家はほとんどいない。
一般的に、経産牛は肉が堅く、美味しくないと言われているからだ。
けれど、知念さんの伊江牛は違う。
「島には海からの風がずっと吹いてるから、
草にもミネラルがあるんじゃないか」と、
伊江牛の世話をしながら知念さんは言う。
まだ糖度のそれほど高くないサトウキビを刈り取り、
ビニールで包んで発酵させる。
そのやわらかく、ほのかに発酵臭のするオリジナルの餌が、
伊江牛を健康にしている。
その証拠に、でっぷりと体格のいい経産牛は、
なかなか妊娠しにくいと言われているが、知念さんの牛たちは、
しっかりと体格がよく、かつお腹に子どもを孕んでいた。
幾度もお産を経験している牛とはつまり、
体力のある健康な牛なのではないかと、
10頭ほどの伊江牛を見ながら思った。
「牛はまあ老後の趣味だ(笑)。競りで売ったら金にもなるし、
美味しい肉も食べられる。仕事だと思ったら楽しくないよ」。
知念さんはそう言って笑った。
伊江牛は、島の風土が育てる牛なのだ。自分が食べたいから営む牧畜。
牛の向こうに、城山が見える。

年間で6〜7頭しか潰さないという貴重な伊江牛を、
焼き肉にして食べる。〈島の駅〉には各部位ごとに
分けられた伊江牛が冷蔵庫に保管されている。
サーロイン、リブロース、ヒレ、モモと
さまざまな部位の盛り合わせを出してもらった。
赤身は薄く、脂のある部位は少し厚めに切って、
硬さを調節している。
サッと火を通して口に入れると、脂が比較的
あっさりしている。その分、肉の旨味が強い。
噛むほどに味がしみ出してくるよう。
「島の人は親戚が里帰りした時に食べにくる。
山盛りじゃないと島の人は怒るけどな(笑)。
輸入牛を食べている子どもに、
この伊江牛を食べさせると、もう輸入牛食べないよ。
何度も食べにくる内地の人もいるね。
赤身がいいんだって食べにきてくれる」
子牛の伊江島牛が日本各地でいわゆるA5ランクの
霜降り牛に育てられるのとは対照的に、
母牛の伊江牛は赤身を楽しむ肉だった。
元牛を輩出する島ならではの懐の深さと言うべきか、
健康な牛の滋養を取り入れているような感覚になった。
平坦な島を通り抜ける風が、サトウキビや牧草に
海の恵みたるミネラルを与え、島の人の手によって
発酵を促されたオリジナルの餌がその風土を牛へと伝える。
伊江牛は、島の循環のひとつの実りだった。

御休憩処 島の駅

営業時間:11~14時/18~22時半 休み:月曜日
住所:伊江村東江上509 電話:0980-49-5702

DATA

  • 島の面積:22.77km²
  • 島の周囲:22.4km
  • 島民数:4701人(2218世帯)*
  • 島のアクセス:本部港〜伊江港へフェリーで30分
    1日4〜5便 詳しくはこちら >>
  • 島の飲食店:39店*
  • 島の宿泊:17施設*
  • 島の商店:22店*
  • 島のレンタサイクル:2施設*
  • 島のレンタカー会社:2社*
  • 島のタクシー会社:1社*
  • 島のレジャー施設:13施設*
  • 島の資料館:1箇所*
    *2015年11月現在

その他、お問い合わせ先
一般社団法人 伊江島観光協会 電話:0980-49-3519

島内はハブが生息していますのでご注意ください。

御休憩処 島の駅

営業時間:11〜14時/18〜22時30分 休み:月曜日
住所:伊江村東江上509 電話:0980-49-5702

いーじまとぅんが

営業時間:11〜16時/17〜22時 休み:火曜日
住所:伊江村川平519-14 電話:0980-49-5531

友小

営業時間:11時30分〜14時/18〜23時 休み:水曜日
住所:伊江村東江上32-2 電話:0980-49-5220

シルバン弁当

営業時間:お問い合わせください 休み:不定休
住所:伊江村川平232-2 電話:0980-49-3912

YYYクラブ伊江リゾート

住所:伊江村東江前1965
電話:0980-49-5011

カルパ建築の宿

住所:伊江村東江前639-2
電話:090-8271-3593

ninufa

営業時間:10〜17時 休み:不定休
住所:伊江村川平638 電話:0980-49-2305

伊江村物産センター

営業時間:7〜16時 休み:年中無休
住所:伊江村字川平519-3 電話:0980-49-5555

伊江島観光バス

住所:伊江村川平487-9
電話:0980-49-2053

伊江島交通

住所:伊江村東江前460-5
電話:0980-49-2105

TAMAレンタ企画
レンタカー・レンタルサイクル・マリンアクティビティ

住所:伊江村川平310
電話:0980-49-5208

伊江島ビーチサイド・ホースパーク

住所:伊江村東江前2525
電話:0980-49-2337

伊江島蒸留所(ラム酒蒸留見学)

営業時間:8時30分〜17時30分(要予約)休み:土日祝
住所:伊江村東江前1627-3
電話:0980-49-2885

ヌチドゥタカラの家

営業時間:8〜18時 休み:無休
住所:伊江村字東江前2300-4 電話:0980-49-3047
料金:大人300円 小中高生200円 (20名以上団体割引あり)

そのほかの魅力

城山(たっちゅう) 172m

島のほぼ中央に位置する標高172mの山。タッチュー(塔頭)とも呼ばれ、伊江島のシンボルとして親しまれている。山の頂上まで登ることができ、その頂きからは、島全体が見渡せる。平坦な島に城山があることで、沖縄本島、あるいは海から見た時にも伊江島だと一目で判別することができる。

伊江島産小麦のそば

伊江島産の全粒粉小麦を使ったそば。かつて琉球王朝時代に伊江島で栽培されていた「江島神力」という品種を数年前から復活させて、再び栽培している。完全無農薬で化学肥料も使わずに育てられた希少な小麦を、その香りと共にあますところ無く味わうべく、“そば”が開発された。ざるそばのように、タレにつけて食べる。550円。

いーじまとぅんが

営業時間11時~16時/17時半~22時 休み:火曜日
住所:伊江村川平519-14 電話:0980-49-5531

ヌチドゥタカラの家

第二次世界大戦時、苛烈な戦場となった伊江島。その戦争の苛烈さと平和の尊さを伝えるための施設が「ヌチドゥタカラの家」。米軍の爆弾や戦火に焼かれた軍服や遺品など、実際に戦争を経たモノが沈黙のうちに多くを語る。また同時に戦後の米軍との土地闘争についても展示されている。ヌチドゥタカラとは、「命こそ宝」という意味だ。

開館時間:8:00〜18:00 休み:なし
料金:大人300円 小中高生200円(20名以上団体割引あり)
住所:伊江村字東江前2300-4 電話:0980-49-3047

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